30代喪女の備忘録

バツイチ子無し30代喪女の備忘録です。主に旅行やコンサートについて

DIG ROCK 1stLIVE FLASH でハウロに殺された話

豊永利行ファンによるただのメモ書きです。これ書いてる人に音楽的な素養は皆無です。語彙力も皆無。

 

豊永利行氏の歌声が凄く好き

オシャでジャジーな曲が好き 

そんな自分がHOUND ROARを好きになることは当然で

そして生ライブを拝んだ。死は必然である。

今だってアーカイブを観て泣いている。泣きながら観て、これを書いている。

 

 

noble(inst)

まずもうピアノ、というかキーボードがオシャレなんだわー

インクロと全然雰囲気変わって、別のバンドですって感じ。どのバンドでも言えることだけど、最初のインスト曲で世界観が切り替わるの鳥肌

 

syndrome

インストからの鳥肌が治まらない。歌い出しはCDを超えた。豊永氏が役によって眼鏡外すのは珍しくないんだけど、この日はなんとイヤリングを着けておられる!髪型もヒビキくんっぽい、黒のロングコート(ジャケットか?)、この日のビジュアルありがてぇ。彼の身長は高くないんだけど、舞台にいると小ささを感じさせないんだよなぁ。偶に見せる微笑も好き。ハウロは難しいなんて呟いておきながらそんな様子ちっとも表に出さない。なんですかその表情。殺す気か?

生で聴けた。凄く好きな曲が生歌で聴けた。こんなに嬉しいことはない。しかも想像した以上の完成度の高さで。泣ける曲じゃないのに早くも涙ぐんでしまった。もう泣くしかない。語彙もなくなった。

 

CLOSER

ミニアルバム収録曲までしか聴いてなかったのでこの曲と次のunfairはライブで初めて聴いたんだけど、すぐに好きになった。ていうか、この曲で号泣した。

初聴一発で好きになるような滅茶苦茶好みの曲を滅茶苦茶好きな歌声の男が歌っている。なんだこの奇跡は。

まずイントロのギター(ベースかな?)の格好良さにやられる、歌ののっけからエフェクト、よくわからんリズム、艶のある歌声なのに強い所は強く歌うし、それが汚くなくてまた綺麗な声なのよ。何回殺されるんだ。

歌い出す前無機質な表情が好き。なのに所々笑ってる。指くるくるしたりコートをバサァするの好き。もうこの舞台全ての雰囲気が好き。言葉では言い表せない。語彙が来い。2曲目で既にこんな状態で持つのか自分。いや既に死んでるんだよ。

 

MC

舞台上で生セリフ喋ってくれてるのかと思ったら、収録済みのものらしい、というのはアンコールのMCにて

これ本人どんな気持ちで聞いてんのかなぁ?なんて思ってたらちょっと気持ちも落ち着いた

でも喋ってる内容はエグい。おばちゃん年甲斐もなく悶えちゃったよ。交野響は沼です。


unfair

スタンドマイクで死。現場では手の動きをずっと見てたけど、この曲でやっと紗幕による歌詞演出発動。目が足りない。

小指同士とんとんさせるのやめてしんじゃう

『落ちて』の時の手の動き好き

マイク掴む時に手組むのやばい

服の胸の下辺りをギュッて掴むの反則

歌い方は感情全乗せって感じ。CD音源聴いたことないのにライブ音源の方が良いって確信出来るようなパフォーマンスだった。全体通してのベストアクト!


Eyes

続・スタンドマイク

どういうリズム感と音感を持てばこんな曲が生で歌えるのか。

この頃になってくると冷静になって来て、このバンドの曲とそれを歌ってくれる豊永氏が存在する奇跡を感謝し、噛み締めながら、眼球と鼓膜に全てを焼き付けようと躍起になっている。

大サビの破壊力よ……


Betrayal

ハウロの中で1、2を争うくらい好きな曲。

歌い出し、目が瞑ってる?薄目?スタンドマイクからハンドマイクへ。なんですかねその自分の首を絞める動きは?殺す気か?

AメロBメロ難しいと思うんだけど難なくこなしてサビで歌い上げるの好き。雄み有りつつ、やっぱり色っぽいんだよね。このバランス感覚しゅごい。

アウトロが好きで、楽器隊の皆さんの演奏が素晴らしかった。

 

MC

笑いを取る脚本は流石。

ヘドバンしたり、拳を突き上げたり、手拍子するようなバンドじゃないから大丈夫。ペンライトは振るけど。

楽しんでるっていうか、感激で死んでる。


ROAR

前MCで怯まないでって言って入るの好き。

ハウロの中では激しめで名刺代わりの一曲。

歌ってる本人も楽しそうだし、とても格好良い。もっと動きたかっただろうけど、そこは流石に役に寄せている。


Reincarnation

ROARで終わりかと思ったら、リンカネやってくれて良かった(リンカネって略してるのは自分だけかもしれん)。というか、この流れ最高過ぎないか?

カウントダウンからの大サビ(?)が大好きで生で聴けてホントに嬉しかった。ホントに良い声でさー、この歌声聴くために生きてる。仕事頑張って良かったなって思うし、次の機会の為にまた頑張ろうって思える。

最後に呟いた『ありがとう』にこちらこそありがとうだよー

 

まとめ

この一個前のインクロの内田くんのパフォーマンスが素晴らしくて、本当にバンドマンのライブって感じだったので、正直ちょっと心配してたんだよ

なんせ豊永氏は歌は超絶上手いけど、あまり体力がある方ではないと見受けられるので、同じようなパフォーマンスは出来ないだろうなと

いや勿論、そういうノリなバンド、曲、キャラじゃないから同じ動きをする訳ではないっていうのは理解してたんだが、心配は心配だったんだ

杞憂でしたけどね!

さすが表現者豊永利行

確かに激しくは動かないけど、それもキャラクターとしての演出だし、歌は勿論、ちょっとした仕草でさえも完璧。完全にヒビキくんとして舞台に立ってた。それでいて、演じている、歌っている本人も楽しそうなのが伝わってきて感極まって涙が止まらなかった。

あんまり『喉からCD音源』って表現は好きじゃないんだけど、むしろCD音源を超えた世界だと思った。

生だから勿論、ちょっと音外れたかなって所もあったと思うんだけど、それが生歌の証だと思うし、確実にCD音源を超えたなと思った箇所もある。耳から入ってくる情報だけじゃない、演技をしている細かい動きも全て引っくるめて『CD音源を超えた世界』。

本当に素晴らしいライブを魅せていただいた。

円盤化の予定は今の所ないですか?そうですか……